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抗すい臓がん薬の開発コンセプト

現在、すい臓がんは先進国において年率13%というスピードで患者が増えておりますが、今尚もっとも難治性の癌であり、5年生存率が3〜5%程度にとどまっています。適切なマーカーが少なく診断により発見されるのが遅く、臓器の血液灌流量が少ないため薬剤到達率が低いなどの困難な点がその原因ともなっています。

すい臓がんにおいては、こうした理由から従来殺細胞的に作用する抗がん剤も奏功することが少なく、むしろ患者の病態安定を目安とした抗がん剤が選択されることが多い傾向にあります。

現在、明らかなターゲットとなる遺伝子も見出されていないのが現状ですが、わたしたちはすい臓がんにおいては、直接的に癌細胞と正常細胞とに感受性の異なる薬剤の開発が必要であると考えております。
それにより、従来の抗がん剤を超える方向を薬物送達方法とともに検討していきます。

抗すい臓がん薬

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